その7【命令文編】(中1:6月~7月頃)




●命令文は主語を取る!

おわり~。

→You open the door. →(Youを取って)→Open the door.

主語を取った文(動詞から始まる文)は全て命令文(~しなさい)になる。
…と、これだけでは味気ないので幾つか発展形も。

●丁寧な命令文 →前後どちらかにpleaseをつける。
「後ろプリーズ」は一発カンマを忘れずに。  
(Please open the door. / Open the door, please. )

●否定の命令文(~するな!)→Don’tをつける。  
(Don’t open the door.)

●Let’sの命令文(~しましょう!)→Let’sをつける。  
(Let’s open the door.)
答え方:Yes, let’s. / No, let’s not.

主語の取り忘れに注意しましょう。はい、命令文以上!

主語がないので「英語は必ず“主語・動詞”で始まる」という定石の例外単元です。be動詞の命令文はまだ出てこないので、相当楽にクリアできるでしょう。

【be動詞を使った命令文】

ここではまだやりませんが、今後載せる場所がないのでここに載せておきます。

例:You are a kind girl.
あなたは 親切な 少女

このbe動詞の文を命令文に変えてみます。 するべきことは同じで主語を取るのですが、「are」が残ってしまいます。「you」がなくなれば「are」でいる意味もなくなりますので、原形の「be」に戻ります。

→Be a kind girl.

このように必ず「Be」で始まります。意味は「親切な女の子!」… それの命令ですから「親切な女の子になれ!」のような感じになります(「なれ」は日本語で勝手に付けています。be動詞を「なれ」なんて訳さないでくださいね)。注意点は、be動詞も一緒に省かないでください。動詞がなくなって“死亡ミス”になります。

【豆知識】

「わたしをもらってください!」

意味深な見出しですが、単に「get」と「give」をしっかり使い分けましょうということです。「得る」と「与える」、でも日本語ではあまりこの言葉は使わず、「もらう」と「あげる」を使うので、慣れていないとこんがらがります。さらに命令文になると実際の意味が逆になるので注意してください。

●get(手に入れる)→命令文になると→(手に入れろ!)

「get」は簡単に言うと「もらう」です。つまり『自分が手に入れる』んですが、これが命令文になると、「もらえ!」になり、あたりまえですが『相手が手に入れる』ことになります。

●give(与える)→命令文になると→(与えろ!)

こちらのほうがよく間違えます。「give」は簡単に言うと「あげる」ですが、命令文になると「くれ!」になります。あげるのかもらうのかが逆になりますので慣れるまでは日本語によく注意してください。

たとえば、「私にください」なんていいたい場合は、「ください」は「手に入れるわけだから…手に入れるは get だから…」なんて考えちゃうと…

×Get me! なんて書いてしまう人がいます。(訳=わたしをもらって!)

ちょっとこんがらがっちゃいましたね。「ください」は「与えろ」ということなので、しっかり「give」のほうを使ってください。

○Give me!(わたしにください)

英語をやる上では「あげる」「もらう」という言葉は、混乱するので使わないほうがよいでしょう。

あげる→与える (give)
ください→与えろ (give)
もらう→得る (get)
もらえ→得ろ (get)

これで「give」と「get」が使いやすくなったでしょう?

(C) 2005-2020まなぶろぐ中学英語
※紹介していただくのは大歓迎ですが、転載はご遠慮ください。

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