その9【三単現のs編2】(中1:9月頃)




いよいよ問題へと入っていきます。

例1:次の誤りを正しなさい
He go to the park every day.

もちろん主語がheなのでgoにsをつけなければならない。
→He goes to the park every day.となる。

例2:次の誤りを正しなさい
Yoko have a lot of bags.

もちろん主語がYokoなのでhaveにsをつけなければならない。
→Yoko has a lot of bags.となる。

ここでは、sが付いたので、なぜかbagsのsをとってしまう生徒もいるので注意させます。複数形のSとは全く別物です。また、haveは特殊変化でhasとなるが、よく出る単語なので、暗記させずとも勝手に覚えてくれます。何度も言いますが、このsには意味はありません。付いてても付いてなくても意味は同じなんです。

一言で言えば、「主語がI, you 以外で単数の時、一般動詞にsが付く」これだけです(よく間違えやすいのがthey、これは当然3人称だが、複数なのでsは付かない)。

そしていよいよ疑問文・否定文だ。しかし、doにsの付いた形「does」をいきなり知ってはいけない。

例3:次の文を疑問文にしなさい
Yoko has a lot of bags.

今までどおり、最初はこうして欲しい。
Do Yoko has a lot of bags? 一 般動詞はdoを使う、これが基本なのだ。

次に初めてsの移動を教える。 
Does Yoko have a lot of bags? doを使うと3単現の sは移動するのである。

同様に否定文はdon’tにsが移動してdoesn’tになる。ここでおさえておきたいのは、doもdoesも同じということ。日本語にできないもの。 doとdoesは別物と認識されると暗記物が一つ多くなるだけでなく逆に混乱を招く。

しかしこの単元では、sの付け忘れ、sの取り忘れが続出し、慣れるのに時間がかかる。なのでテスト前では決まってこう言う…

「言ったってどうせ忘れるんだから、間違えてこい。」

(C) 2005-2020まなぶろぐ中学英語
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