●be + ~ing(~している・~しているところ=真っ最中!)
これだけの単元。 しかし、常に動詞だけに目を光らせる英語が得意な人のために、必ず以下の説明も加えておきたい。
●ingが付くと動詞ではなくなる。ゆえに、ダミー動詞(be動詞)が必要になる。
動詞が2コ入ってるなんて思わないでネ。オカマじゃないヨ。
ingの付け方はこれだけに注意!
●ingはeを取る!(see は例外で取らない。とったらなくなっちゃう)
(take → taking, make → makingなど)
ingだけは、yに注意しなくていい。たまに(というかけっこういる)、「y」をとってしまう人がいますが、この格言だけを頭に焼き付けてください「ingはeを取る!」。
これから先、「-ed」「-er」「-est」など、後ろにつけるものは続々でてきますが(といってもこれだけですが)、これらは全て「-s」と同様に 「y」に注意してください。「ing」だけが仲間はずれです。もう一回書いておきます、「ingはeを取る!」。
●最後が重なる単語にもさりげなく注意
(run → running, swim → swimming, get → getting, sit → sittingなど)
こちらは数が少ないので、しっかりとした発音で練習を繰り返せば網羅できます。特に暗記は必要なしとする。間違っても「短母音+子音字のときは重なる」などという、逆に大混乱させる説明は入れないこと。
runningは重なる、rainingは重ならない。このくらいの区別で十分!
もちろんこの単元でも疑問文・否定文はでてきます。
しかし、この単元はbe動詞を使った文です。
「be動詞の疑問文・否定文のときは…?」
説明はこれだけで十分です。 逆に教え込むと、暗記事項が多くなるように思えて疲れさせることになる。しかしもちろん反復練習は必須。「何?」などの疑問詞を使ったものも同様。
He is playing the piano at that room now. →the pianoを問う文に変えると
→ What is he playing at that room now?
「the piano」がなくなれば「何を?」となるので、聞きたいもの(the piano)をwhatに変えて前に出す。残った文(He is playing ~ at that room now.)は疑問文に変えて後ろにつけるだけ。
これも【疑問詞】でやったものと全く同じです。 いかに中1の1学期が天王山だったのかがわかります。
【注意】
「現在進行形」という言葉は、なるべく覚えないことをオススメします。私は授業では絶対に使いませんし、逆に生徒にコレを言われるとドキっとします。「進行形」だけでよいのです(このページの見出しも当然それにしてあります)。
というのは、これから「過去進行形」という単元もやりますが、現在・過去の判断は「be動詞部分」だけであり、どちらも「be+ing」の 形には変わりないからです。
最終的に、「進行形」と言われたとき、瞬時に「be+ing」を引き出せるかということが最重要ポイントです。
現在・過去は、その後にbeをいじればいいだけで、それだけの為にわざわざ単元を分けてまで暗記項目を増やすのは脳ミソがもったいない!
「進行形」=「be+ ing」のみの暗記です。
【豆知識】
「知っている」? ×I am knowing~
「住んでいる」? ×I am living~
「持っている」? ×I am having~
これらの動詞は、上のように進行形にはなりませんので注意してください。これらの状態を表す動詞は、日本語にするとどうしても「~しています」という進行形っぽいフレーズがついてしまいます。なんでもかんでも「be+~ing」にしないように整理が必要です。
でもよくよく考えると、「私は~を知っています」や「私は~に住んでいます」なんていう言い回しは、少なくとも「進行形」ではないことは一目瞭然ですね。「進行形」というのは、「今~している真っ最中だぜ!」というときの表現ですぜ。
注:「have」を「食べる・飲む」の意味で使った場合は「having」(進行形)は使います!
「あいえぬじ~」
「進行形=アイエヌジー(ing)」と暗記している人が実はけっこういるんです。これは非常に恐い!!
「ing」は動詞じゃなくなるんですよ?大丈夫ですか?ちゃんと「be動詞」を忘れずに入れられますか?ちょっと忘れそうだなと思ったら、しっかり「進行形=ビーアイエヌジー(be + ing)」と暗記しなおしましょう。
もう一度書いておきます、「ing」は動詞ではなくなるので「be動詞」が必要になるんです、だから「be + ing」なんです!