その18【接続詞編】(中2:6月頃)




●that~ (~ということを) ←このthatは省略可。書かないことが多い。
●when~ (~の時)
●if~(もし~なら)
●because~(なぜなら~なので)

接続詞は当然2つの文を繋げるので、文が長くなります。
いかなる場合でも英語はしっかり頭から意味を取ることは必須です。

例:I know (that) you are from Canada.
私は 知っている (~ということを) あなたは カナダからだ(出身だ)。

→私はあなたがカナダ出身なのを知っている。

例:I was good at playing soccer when I was a boy.
私は 得意だった すること サッカー ~のとき わたしは 少年
(be good at~ : ~が得意)

→私は少年のときサッカー(をすること)が得意でした。

※『サッカーが得意だったとき…』としないように注意!!
【when は必ずその後ろの文が when にかかってます。前の文に「とき」をつけないように注意しよう。】

例:I will help you if you are busy.
私は でしょう 手伝う あなたを もし あなた 忙しい

→もしあなたが忙しければ、私はあなたを手伝いま す。

例:I stayed home because I was sick.
私は いた 家に なぜなら 私は 病気

→わたしは病気だったので、家にいました。

こんなニュアンスなります。

この辺で今まで英語を後ろから訳してきた人には大きな壁となるでしょう。

文が長くなると、英作文もできないだけでなく、訳せません。 日本語を英語チックにしっかりかえる訓練は常に必要なのです。 今度は日本語を英語にかえる訓練です。

例1:「私が帰宅したとき、母は料理をしていました。」 

ポイント1→英語は必ず最初に主語と動詞を拾う。

『私』と『母』…どっちが主語ですか?『私』には「とき(接続詞)」が続いているので、この場合は主語にはなりません (接続詞がからんだ文はその文の主文にはなりません。つまり、『母は料理をしていました』の文がこの文の主文となります)。

ポイント2→拾った主語と動詞から書き始める。

答え:My mother was cooking when I came home.

=When I came home, my mother was cooking.
このように逆にしてもOKです。

しかし接続詞文が前に出た場合は、一発カンマを忘れずに。

例2:「私は彼が英語が得意なのを知っています。」 
(これの主語・動詞を拾うのは容易でしょう)

答え:I know (that) he is good at English.
私は 知っている(that以下を)彼は 得意 英語

例3:「もし雨が降ったら、私はそこに行きません」
(この場合も、「もし~なら」の部分は主語にはなりません)

答え:I will not go there if it rains.

=If it rains, I will not go there.
でもOKです。しかし接続詞文が前に出た場合は、一発カンマを忘れずに。

※『that』以外の接続詞文は、逆にできます。

接続詞あたりから大幅に英文が長くなるのを感じるでしょう。 そこの「後ろから訳してる人!」もうこの辺が限界じゃないですか?

【暗記事項(上位生用)】

if の文の注意:『もし~したら』と未来の文になりますので、will を置きたい所だが if (もし)にはすでに未来の意味が含まれていますので、中学で出題される if(もし)の真後ろの文には will を置いてはいけませ ん!

× If it will rain, I will not go there. (『I will~』の will は当然必要)
○ If it rains, I will not go there. (if の直後の文にはwillは置かないでね)
※当たり前ですが、will が入らないので3単現のS がついて 『rains』 になります。

【豆知識】

「雨が降る」

rainを動詞で考える場合 → It rains. (3単現のSも忘れずに)
rainy(形容詞)を使う場合 → It is rainy. (動詞がないのでbe動詞が必要)
と、2通りで表せます。

上の文に進行形を使って、It is raining. なんてしてみたり、「雨が降るでしょう」なんて未来のことを言いたいなら、It will rain.(助動詞の後は原形なので、rains の s が取られています)や、It will be rainy.(助動詞の後は原形なので、is が be に変わっています)、なんて応用も利かせられます。

よく間違えがちな、It is rain. はダメ!(それは雨です…)
(rain は確かに名詞の意味もありますが、『雨が降る』でこれは使いません!)

雨が降るは、 It rains. / It is rainy. のどちらかで考えてください。

(C) 2005-2020まなぶろぐ中学英語
※紹介していただくのは大歓迎ですが、転載はご遠慮ください。

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