その33【SVOC編】(中3:5月頃)




ちょっと本格的な用語が出てきました。 あまり出したくない言葉ですが、2~3覚えればクリアできる単元なので、難しく考えなくとも大丈夫です。「見出し」として他に書きようが無かったので仕方 なく「SVOC」という言葉を使いました。

「SとV」は「主語と動詞(SubjectとVerb)」のこと。英語はこの2つで始まるのは当たり前なので、「SV」は説明しておくと後々楽ですが、 「O とC」に関しては、中学生では必要ないので詳しい説明は不要。「常に“O=C”の関係が成り立つ」という説明も、英作文上は全く不必要なので避けた方が無 難で す。

●make ○△ (○を△にする)
●call ○△ (○を△と呼ぶ)
●keep ○△ (○を△に保つ) =○を△の状態にしておく
●name ○△ (○を△と名付ける)

この形を焼き付けてください(上の2つは超頻出です)。いわゆる専門的な「OとC」は上の「○と△」にあたるわけですが、意味がわからなくともクリアできま す。「SVOCの文型」とは「○を△に~」の形になるものの総称です。

このように、前置詞不要で書くことができます!

【ポイントは「make」を「する」と解釈すること?】

いえいえ、「makeは“作る”と“する”の2通りの訳がある」と覚えると混乱するので避けてください。あくまでもmakeは“作る”のイメージです。これで上の文も十分訳せます。

例1:I made my son a doctor. (I made ○を△に)
私は 作った 息子を 医者に
(私は息子を医者にした)

本来このmakeは、“作った”より“した”とする方がすんなりと日本語にできるかもしれませんが、「私は息子を医者に作りあげた」と、これでも意味は入ってきますね?makeには2つの訳があると認識した場合、後ろの文を見るまでどちらか判断できないのは苦しくなり、速読のスピードも落ちます。makeは「作る」の「イメージ」で統一しておきましょう。

→「私は作った…(何を?)息子を(何に?)医者に。」
いつものこの流れで理解しましょう。

例2:He calls me Yocchan. (He calls ○を△と)
彼は 呼ぶ  私を よっちゃんと
(彼は私はよっちゃんと呼びます)

こちらに関しては、callはそのままなので問題ないでしょう。 ちなみに、後ろから訳すと、「よっちゃんへ」なのか「よっちゃんに」なのか「よっちゃんを」なのかわかりませんので、いつものように後ろから訳すのは命取りです。

例3:You must keep your room clean. (You must keep ○を△に)
あなたは しなければならない 保つ あな たの部屋を キレイに
(あなたは部屋をキレイにしておかなければならない)

要するにこの単元では、「母は私を英語の先生にしたがっている」のような例題が出された場合、瞬時に「make ○△」を連想できるかが勝負となります。

実際にこれを英作文してみます。もちろんこのままでは英語になりませんので、いつものように日本語をちょっといじります。

問題文:「母は私を英語の先生にしたがっている」
第一段階:「私の母は私を英語の先生に作ることを欲する
第二段階:「私の母は 欲する 作ることを 私を 英語の先生に」
これではじめて英語になります。「作る○を△に」の部分に「make○△」を適用。

→My mother wants to make me an English teacher. 

この問題は、しっかり動詞の「want(欲する)」を拾えるかも「裏」の勝負です。

【上位生がよく間違える意外な盲点】

このパターンに慣れた生徒は、恐らく瞬時に「make○△」は頭に浮かんでくるでしょう。しかしそこで安心してしまうと、まんまと×をくらいます。上のような問題を出す出題者側のもう一つのポイントは、「冠詞」です。この場合はEnglish teacherの前に「an」が入ります。これを忘れたら、せっかく書いた英文も もちろん×をもらいますので注意してください。

以上、この単元(SVOC)では、「AをBにする」「AをBと呼ぶ」「AをBにしておく」「AをBと名付ける」という言い回しがきた場合、瞬時に上の公式を引き出せるかが勝負の分かれ道です。

中3のここから先の、諸テスト~入試において、この表現は出まくります。

【追記】
本来は「make AB=AをBにつくる」のように、「AB」を用いて教えますが、「SVOC」という言葉を使った為、AB=OCのように、アルファベット同士になると、初見の場合に混乱が出るのを防ぐため、「○△」の記号を用いました。

(C) 2005-2017まなぶろぐ中学英語
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