その35【受動態2編】(中3:5月~6月頃)




【受動態←→能動態の書き換え応用】

今度は、目的語が2つある文を書き換えてみます。

例1:I gave you this book.
例2:I gave this book to you.

まず、書き換えに入る前に、上の例1・例2は全く同じ意味の文なのは覚えて いますか? 「人+物」または「物 to 人」のどちらでも書き表せましたね。これを受動態に変えてみます。

動詞を受動に変えるのが先ですから…「was given」が決まりますね?問題は主語に何を置くかです。

答え1●主語にyouを持ってきた場合…
You were given this book by me.(受動態)
あなたは 与えられた この本を 私によって

答え2●主語にthis book を持ってきた場合…
This book was given (to) you by me.(受動態)
この本は 与えられた あなたに 私によって

【ポイント1】

目的語が2つある文では、人と物、どちらを主語にしても成立します。答え1と答え2の日本語を見比べてみてください。同じ意味なのが確認できると思います。

【ポイント2】

主語によって、しっかりbe動詞を使い分けましょう。

【ポイント3】

問題文に戻ってください。例1ではyouのみ(人+物)で、例2ではto you (物to人)となっています。従って、答え2で(to)と書かれている「to」は、付けても付けなくても正解になります。

【上位生用】(ゴースト主語)

こちらの書き換えは、ちょっと応用力を要します。

例3:This building was built in 1990.(受動態)
この建物は 建てられた 1990年に

これを能動態の形に戻す場合、もちろん最初に動詞を変えるのですが、次に何を主語にするかで詰まってしまいます。見ての通り、主語になるべき「by~」の 部分がこの文にはありません。(“~によって”と人を特定しない場合、by~は省略できる)

→ ○○○ built this building in 1990.
○○○は 建て た この建物を 1990年に

このように、○○○に入るもの(主語)がありません。さて誰が建てたのでしょう?

→They built this building in 1990.
彼らは  建てた この建物を 1990年に

このように「They」を付けてあげてください。能動態の動詞は「建てた」となるので、誰が建てたのかを主語に置く必要があります。といって、これを受動態に戻すときは、「by them」とせずに、しっかり「they」はとってあげてください。

例4:English is spoken in Australia.(受動態)
英語は 話される オーストラリアで

この受動態も「~によって」の「by~」がありません。「~によって」の部分は意味上必要ないからです。しかし、これも能動に直す場合は、動詞は「話す」 になりますので、誰が話すのか主語を決めなければなりません。

→They speak English in Australia.
彼らは  話す 英語を オーストラリアで

例3・例4 とも、無理矢理埋めた「they」なので、きれいな日本語に訳す際に「彼ら」は訳さない方が日本語っぽくなります。

例5:Mt. Tsukuba can be seen from here.(受動態)
筑波山は できる みられる ここから

ちょっと助動詞(can)を入れてみました。助動詞の後は?…そうでしたね、なのでbe動詞は原形の「be」になってます。これも能動態に変えてみます。

→We can see Mt.Tsukuba from here.
私たちは  できる 見る 筑波山を ここから

さぁ、今度は「we」が入りました。例3・例4に比べて、例5は“自分の意見”を述べているニュアンスが伝わりますか?一般的には、「ここから筑波山が見られるんだぜ~」というのは、自分も見ている一人なので「私」を含む「we」、「この建物は~に建てられたんだってさ!」というのは自分は全く部外者なの で 「they」、ゴースト主語はこのように使い分けます(あくまでもゴーストなので、theyやweに使い分けにはこだわらなくてよい)。

(C) 2005-2018まなぶろぐ中学英語
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